一年で一番最後の収穫期に作られた、穏やかな口当たりのダージリン
- 「竹の水筒」を意味する現地レプチャ語が語源となっているバダンタム茶園。一年で最後の収穫期を迎え、深まるヒマラヤの秋に摘まれた銘柄です。所々に芯芽と緑がかったリーフが混ざった赤茶色の茶葉に熱湯を注ぎ抽出すると、明るいブラウンの水色がティーカップに美しく映えます。ひと口飲み込むとウッディーな香りとハーブを思わせる爽やかな香りが溶け合い、甘く穏やかな口当たり。秋の陽だまりのように暖かな味わいの銘柄です。
In the-year-end beautiful harvest season, this fine tea was plucked in a scenic tea estate, Badamtam, meaning 'a bamboo water container' in a local language, Lepcha. When hot water is poured on the red-brown leaves, bright-brown water shines in the tea cup. Feel a woody and fresh herb aroma and a sweet and calm taste reminiscent of warm and sunny autumn of the Himalayas.
当店では初めてダージリンのオータムナルを買い付けました。
- 春、夏、秋、3つのクオリテイーシーズンの中では、一番、穏やかな味わいと甘みが印象的な季節が秋摘みです。
- 今回、買い付けたバダンタム茶園 DJ-268は、クローナル(AV-2)の茶樹から集められたリーフで作った銘柄。秋摘みならではの穏やかで口当たりの良い味わいに、ウッディな香りをベースに若草のようなハーバルな印象が重なった銘柄です。
- 水色(すいしょく)もオレンジがかって秋の夕焼けのよう。落ち着いた味わいと香りは、ストレートで、お茶だけで楽しんでもちょうどいい味わいです。
- お仕事の合間にマグカップやタンブラーにたっぷり作って、気軽なデイリーティーとしてぴったりです。
- 是非、日々のちょっとしたリラックスタイムにお楽しみください。
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No.1167 2020年 ダージリン オータムナル
バダンタム茶園
クローナルティッピー
産地:インド ダージリン
摘取り年月:2020年11月19日
ロットナンバー:DJ-268
等級:FTGFOP1 Clonal Tippy
茶樹:クローナル(AV-2)
*2010年よりバイオオーガニック農法を採用
香りと味わい
味:穏やかな甘み
香り:ウッディ、ハーブ
水色:赤茶色
おいしい淹れ方の目安
お湯の量:180ml
お湯の温度:95℃
抽出の時間:3.5〜4分
茶葉の量:2.5g(茶さじ中盛り1杯)
おすすめの飲み方マークについて
商品情報
原材料名:紅茶
原産国:インド
保存方法:高温多湿・直射日光をさけて保存。開封後は密閉容器に入れ、お早めにお召し上がりください。
バダンタム茶園
キャッスルトン茶園やタルボ茶園、マーガレッツホープ茶園などを所有するグッドリックグループの茶園のひとつ、バダンタム茶園。
ダージリンタウンより17キロ西に位置し、カンチェンジュンガ山を望む壮大な景色が広がる土地に1861年、オーナーであり開墾者でもあるクリスティン ベームズ氏(Mr. Cristine Bames)によって開園されました。標高は300m~1,800mと幅広く、早春のファーストフラッシュから、芳醇な夏摘み、穏やかなオータムナル まで季節を通して良い銘柄を年間250トン生産しています。
また、茶園で働くスタッフに対しては、住居の提供、教育、衛生と健康に関する非常に高水準な労働福祉基準を設けており、この基準と取り組みはグループの中でロールモデルとなっています。
バダンタム茶園の名前の由来には諸説ありますが、有力なものには、19世紀初、この地を訪れた旅人が、住民に土地の名前を聞いた際、言葉が通じない現地の人が自分が持っている竹でできた水筒の名前を聞かれたと勘違いし、レプチャ語の竹の水筒を意味する「バダンタム」と答えたため、旅人は、この地の名前をバダンタムと誤って理解し広まってしまったことが由来のひとつと考えられています。
ヒマラヤに抱かれ育まれる香り・ダージリン
世界三大紅茶にも数えられ、繊細で高い香りだちにより「紅茶のシャンパン」と称されるダージリンティー。紅茶好きならずとも知る名産地です。
ダージリンには、春、夏、秋と個性の異なる3回のクオリティーシーズンがあります。
10月の終わりから11月にかけて摘み取られるオータムナルは、1年の中で一番最後の収穫時期。
茶畑一面に萌黄色の新芽が広がり、茶畑が輝く(フラッシュ)ように見える春摘みや夏摘みとは異なり、気温が下がり、冬の気配を感じるようになったきた秋のヒマラヤの地で、成長が遅くなった茶の樹からところどころに芽吹く茶葉を集めて作られます。そのため、他のクオリティーシーズンのようにファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムフラッシュとは呼ばず、オータムナルと呼ばれます。
夏摘みよりも秋の陽だまりのように穏やかで暖かな口当たりと、紅茶のもつ甘い味わいが印象的な収穫時期です。
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