選りすぐりの茶樹と紅茶への情熱によって生まれる
比類なき香り「ヒマラヤン エニグマ」
年間で数十ロットしか生産されない、ロンボンバレー地区の茶園から届いた夏摘みダージリンです。
- 新芽を含んだ大きく美しい茶葉。クチナシを思わせる甘い香りと、ポットの中で抽出時間を重ねると感じるカカオのようなビターな味わいがひとつになって、すっと染み入り喉を潤します。
- 次々に見せる香りや味わいの個性は、まさに「エニグマ(謎)」にふさわしいミステリアスな個性を秘めた銘柄です。
- 何も加えずにストレートでお楽しみください。
- This precious summer-plucked Darjeeling tea is from the tea garden which produces only several tens of lots a year. Elegant tea leaves with new sprouts. When brewed, sweet aroma of gardenia and bitter flavour of cacao finely becomes one. Taste and flavour of the tea mysteriously differs brew by brew as it is called "Enigma".
各工程で、好ましくない状態の茶葉を取り除く。その気の遠くなるような工程によりエニグマの香りは生まれます。「P312」というクローナル品種が植えられた区画で摘まれた茶葉だけを使って作られるタルザム茶園の「ヒマラヤン エニグマ」。
- 製茶工場のスタッフが、ローリングマシーンに何人もつきっきりになって形が崩れないように圧力を見守りながら、
各工程の要所要所で、五感を使ってつぶさに見つめチェックを繰り返すジャー氏。丁寧に揉捻された茶葉を手にとって香りを吸い込むとはっきりとガーデニア(クチナシ)の花の香りが感じられました。
- その事をつたえると、「P312の特徴なんだよ」と嬉しそうに微笑えむマネージャーのジャー氏。
出来上がった茶葉にお湯を注ぐと、ティーポットの中でゆっくりとチョコレート色の大きな茶葉の姿へと戻り、クチナシの香りに、発酵が産み出す果実の蜜のような香りと、乾燥作業によって加わるごく僅かな、どこか懐かしく香ばしい香りがひとつになって「ヒマラヤン エニグマ」は生まれます。
ジャー氏のお宅の入り口に咲くクチナシの花。「ヒマラヤンエニグマ」と同じ甘い香りのニュアンスが感じられる。別の植物から感じられる同じ香り。まさに、香りの「謎(エニグマ)」。抽出時間を重ねても、穏やかな深味は増せど、嫌な苦味は感じられない銘柄です。お気に入りの器にたっぷりとお茶を淹れ、ゆっくりと名マネージャー・ジャー氏の経験と情熱の賜物といえる香りをお楽しみください。
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No.1141 2017年 ダージリン セカンドフラッシュ
タルザム茶園
ヒマラヤン エニグマ
産地:インド ダージリン
摘取り年月:2017年6月16日
ロットナンバー:DJ-39
等級:FOP HIMALAYAN ENIGMA
茶樹:クローナル
香りと味わい
味:スッキリとした甘さ
香り:クチナシの花・ザラメ
水色:赤みがかったオレンジ
おいしい淹れ方の目安
お湯の量:180ml
お湯の温度:95℃
抽出の時間:3分半〜4分
茶葉の量:2.5g(茶さじ大盛り1杯)
おすすめの飲み方マークについて
商品情報
原材料名:紅茶
原産国:インド
保存方法:高温多湿・直射日光をさけて保存。開封後は密閉容器に入れ、お早めにお召し上がりください。
クローナル種から作られる香り高いダージリンティーを産するタルザム茶園
サングマ茶園の中で、常に高い評価をうけるクローナル種の茶畑の一区画が、6〜7年前よりタルザム茶園としてデビューしました。新しい名前の茶園のように思われますが、もともとは、サングマ茶園と隣り合う茶園として創業。しかし、1934年の地震で倒壊した工場の新設を機にサングマ茶園と統合。時を経て、再びタルザムの名を冠した茶園誕生となりました。
もともと人気のサングマ茶園のスタッフにより運営されていることもあり、作られる紅茶の品質は折り紙つき。凛としたクローナルならではの個性に、どこかクラシカルなチャイナ種の趣をしっかり感じる上質な銘柄で、紅茶好きの人々には、早くもすっかりお馴染みの茶園です。
タルザム(TURZUM)茶園の読み方は、「タルザム」「テューザム」「トゥルザム」など紅茶メーカーによって異なりますが、どれも同一の茶園名です。当店では、タルザム茶園に統一して表記しています。
こちらの銘柄は茶葉が大きいためティーバッグのご用意はございません。
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